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50代にまで広がった早期退職。定年が来る前に、確認すべき3つの算数

目次

早期退職の募集要項が社内メールで届いた朝、隣の部署の部長が画面を閉じて黙って会議へ向かった。数週間後、対象年齢は50代前半にまで広がっていた。あなたの会社にも、いずれ同じメールが届く。

私が話を聞いてきた課長たちは口を揃えて言う。「まさか自分の世代までとは思わなかった」と。その油断こそが、退路を狭める最大の要因だ。

flowchart TD
    A[終身雇用の建前] --> B[早期退職43社]
    B --> C[シニア副業推奨]
    C --> D[リスクは個人へ]

早期退職43社という数字が示す、会社の本音
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2025年に43社が早期退職を実施した(出典: 東京商工リサーチ)。ITmediaビジネスオンラインはこの現実を受け、「早期退職だけが答えではない」として「シニア副業」という選択肢を紹介している。

会社が定年まで社員を抱えきれなくなった、という前提が先にある。**副業容認は、その埋め合わせとして提示されているだけだ。**会社の温情ではなく、性質の異なる二つの話をひとつに見せている。

温情に見える制度ほど、導入の動機を疑ったほうがいい。会社側のコスト構造が変わらない限り、社員に優しい制度は存在しない。

「シニア副業」という言葉が隠す算数のすり替え
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副業を許可することと、雇用を継続することは別の約束だ。会社は退職金の上乗せも給与の増額も伴わずに、社員が外で稼ぐ手段だけを渡している。

これは雇われの算数で見ると分かりやすい。会社の人件費は減るか横ばいのまま、収入変動のリスクと体力の消耗は個人の口座に付け替えられる。

**「シニア副業」は許可であって保証ではない。**この一語の違いを見落とすと、定年後の生活設計が丸ごと会社の温情頼みになる。

定年前に計算しておく3つの数字
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安心する前に、数字を3つ確認しておく。

1つ目は、早期退職の優遇条件だ。上乗せ月数と対象年齢を、応募目的ではなく情報収集として人事に確認しておく。

2つ目は、現在の年収と生活費の差額だ。何ヶ月分の余裕があるかを把握しておくと、通告が来た日の判断速度が変わる(ポストオフ通告前の算数はこちらに書いた: ポストオフ通告前に課長がやる3つの算数)。

3つ目は、副業に回せる週あたりの可処分燃料だ。時間ではなく体力の残量を先に見積もらないと、本業側の燃料をほとんど使い切った状態で副業を始めることになる。

副業と燃料の関係はこちらに書いた: 副業で燃え尽きる課長が見落とす燃料計の読み間違い

それでも詰んだときの逃げの一手
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3つの数字を計算した結果、詰んでいると分かることもある。その場合の逃げの一手は、今すぐ動くことではない。

転職サイトに登録したまま3年動けない課長は、意志が弱いのではなく雇われの算数として合理的な判断をしていることが多い(詳しくはこちらの記事に書いた: 転職サイトを眺めるだけで3年)。動かない選択肢も、計算した上でなら退路になる。

転職で年収が上がりにくくなった今は、現職の条件を組み替える算数に切り替える手もある(現職回収の手順はこちらに書いた: 転職で年収が取れなくなった構造)。副業を柱にする前に、現職の中で回収先を探すほうが燃料効率は高い。

まとめ:会社の温情ではなく個人への付け替え
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「シニア副業」は会社の温情ではなく、雇用継続コストの個人転嫁だ。安心する前に、退職金・生活費・可処分燃料の3つを計算しておく。

本記事は AI が下書きし、管理人が監修しています。

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NAE
著者
NAE
IT業界で休職し、年収2,000万まで戻した中間管理職。「この努力、燃料計算合ってる?」が判断基準。頑張れとは言わない。→ 詳しくはこちら

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